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社長インタビュー# 6 print

EC物流でもNo.1を目指します!

株式会社プラウド 代表取締役社長 石山 光博
2009 年 8 月 19 日 3:57 PM

代表取締役社長 石山 光博

 

本日は、ドライバー派遣、及び物流アウトソーシングを提供している株式会社プラウドの代表取締役社長 石山 光博 様にお話を伺いました。

起業に至る背景について

VNN:本日はよろしくお願いします。まずは、貴社の事業概要について教えて下さい。

石山 光博 様(以下、敬称略):弊社の主力事業は、ドライバーの派遣事業です。普通自動車からバス、役員送迎、オートバイ、フォークリフトに特殊車両と、幅広いニーズに対応する事が可能であり、ドライバー派遣では業界No.1の規模に成長する事ができました。

VNN:起業の経緯について教えて下さい。

石山:私は元々は佐川急便で働いていました。現場を一通り経験させていただき、物流の面白さがわかってきた頃に、当時のお客さまの一社だった物流会社から誘いがあって、その会社のお手伝いをするようになりました。

 当時、その会社には大口のお客様がついていたため、会社全体としては利益が出ていたのですが、個別案件毎の収支は全くわからないまま下請けに仕事を振っている状況でした。そこで、発注のフォーマットを統一してシステムで管理し、個別毎の収支管理が出来る仕組みを作りました。その結果、利益度外視の案件にはチェックが入るようになり、会社全体の粗利率が3%以上はアップしました。

 その会社ではいろいろな仕事をさせて頂きました。現場の仕事と業務改善の仕事をいったりきたりしながら、幅広い経験を積むことが出来ました。

 そうこうしているうちに、1999年に労働派遣法が改正され、ドライバーの派遣も解禁されました。そこで、その会社の子会社としてプラウドを設立することになり、認可申請から営業まで何でもこなしていました。事業自体の立ち上がりは順調でした。しかし親会社の資金繰りが悪化し、このままでは事業継続ができなくなると考え、あちこちつてをたどりました。このときに出会えたのがグローバル・ブレインで、事業の優位性や市場の成長性について極めて短期間に密度濃く話し合え、互いを理解しあうことでができました。その結果、資金調達と経営支援を受け、マネジメント・バイアウト(MBO)というかたちで親会社から独立することができました。その後もいろいろありましたが、順調に成長を続け、ドライバーの派遣では業界最大手の規模まで成長することが出来ました。

EC物流の事業展開について

VNN:最近は、EC事業者への物流アウトソーシング事業にも力を入れていらっしゃるとお聞きしましたが?

石山:弊社には、私も含めて佐川急便出身者が結構いますので、ドライバー派遣だけでなく、物流の現場をやりたいとずっと思っていました。特に、ネット通販やテレビ通販は、こんな不況の中でも年率10~20%で成長を続けており、とても魅力的な市場だと考えています。 

VNN:お客様の反響はいかがですか?

石山:物流新聞や日本流通産業新聞など、いろいろなメディアにも取材をしていただき、その反響もあってか、非常に多くの引き合いを頂いています。お客様のお話を伺っていると、Eコマース事業者の方は、皆さん物流ではいろいろと苦労されていらっしゃるのだと、改めて感じます。

VNN:具体的な例を教えていただくことはできますか?

石山: 弊社のお客様に、総合スポーツ用品ECサイト大手のeSPORTS様がいらっしゃいます。eSPORTS様からは、物流コストを削減したいというご相談を頂きました。コスト削減により、お客様によりお買い得感のある価格をご提示できるということで、非常に意欲的なお客様でした。

 そこで先ずは、物流倉庫の視察と、物流ご担当者さまへのヒアリングを実施しました。その結果、eSPORTS様の当時の外注先のオペレーションは、コスト削減という視点で見れば、様々な改善余地がある事がわかりました。在庫の配置を効率化することで必要な床面積を小さくすることも出来そうでしたし、在庫の配置と管理方法を見直すことで、入出庫作業を大きく効率化できそうでした。また、配送業者との価格交渉余地も十分にありました。

 そこで、物流業務を全て弊社にアウトソースしていただくご提案を行いました。結果として、eSPORTS様の物流コストは当初の半分くらいにまで下がり、年間で数千万円のコスト削減を実現できたことになります。

VNN:すごい効果ですね。

ビジネスサポート事業部 飯田部長(写真左)にもご同席いただき今後の物流事業展開に関する熱く楽しいお話をお聞きしました。

石山: Eコマース事業者様の中には、売上が倍々ゲームで急成長されるところもあるのですが、売上規模が一定規模に達する度に、物流業務を根本から作り変える必要が出てきます。これは一度で済む話ではなく、成長に応じて何度も作り変える必要があります。これが出来ないと、一度は最適化された業務プロセスが、規模が大きくなってしまうことでかえって非効率となり、現場がまわらなくなるのです。

VNN:それを毎回自社で行うのは簡単ではなさそうですね。

石山: よほど覚悟を決めて自社で取り組むか、外部に委託をするかのどちらかを選択していかないと、中途半端が一番怖いと思います。

 eSPORTS様の事例でいうと、実は、コスト削減よりも喜んで頂けたのが、リードタイムの短縮でした。つまり、お客様からご注文を頂いてからお手元にお届けするまでの時間を短縮することです。

 物流業務の効率化により作業時間を短縮したのはもちろんですが、それに加えてeSPORTS様の注文データの分析もさせて頂き、倉庫を移転することをご提案しました。分析した結果、関東周辺のお客様が非常に多いにも関わらず、倉庫は本社と同じ岐阜県にありましたので、これを関東に移転することをご提案したのです。

 更に、eSPORTS様とお互いの業務プロセスを見直すところまで踏み込んだご提案をさせて頂き、注文当日に出荷するサービスを導入して頂きました。eSPORTS様では「即配便」というオプションサービスとして提供されており、当日20:00までにご注文を頂ければ、東京・神奈川・千葉・埼玉のお客様であれば翌日朝一番の便に乗せ「午前中」指定配送するサービスを実現しています。

 この結果、配送が早かったことに対する好意的なレビューが顕著に増えたということで、eSPORTS様に喜んでいただいており、私どもとしてもリードタイム短縮に更に磨きをかけていくことを計画しています。

VNN:今後の事業展開について教えて下さい。

石山: EC物流を、ドライバー派遣に続く新しい柱にしようと考えています。この市場はまだまだ伸びると思いますし、サービス内容もまだまだ改善できるところが沢山あります。

 コスト低減とリードタイム短縮の二つについては引き続きサービスレベルを上げていくことはもちろんですが、付加価値の高い周辺サービスも充実させていく計画です。例えば、eSPORTS様に対しては、商品写真の撮影サービスも提供しており、物流センター内に設置したスタジオで、プロのカメラマンが写真撮影をする体制も作っています。

 より多くのEC事業者、通販事業者さまにサービスをご利用いただき、EC物流でもNo.1の会社になることを目指しています。

社長ご自身について

 VNN:話は変わりますが、学生時代はどのように過ごされていたのでしょうか。

石山: 高校生までは、ずっとサッカー小僧でしたね。小学校と中学校は、まさにサッカー漬けの生活でした。高校時代はバンドマンでもありました。卒業後は、バンドでは食べていけないからということで、フェンス張りのアルバイトなんかもやっていました。高尾山の国有林にある有刺鉄線は私が張ったんですよ。それで、そのときのアルバイト代で車の免許を取ったんです。今思えば、あの有刺鉄線が全ての始まりだったのかもしれません(笑)。

 VNN:趣味などは何かありますか?

石山:趣味ですか?今でもフットサルはやっていますね。時折、わき腹を痛めたり、足を痛めたりしながらも、ずっと続けています。本もいろいろ読んではいますが、うーん、自分の中では仕事以外に趣味と呼べるほどはまっているものは無いですね。

VNN:石山社長の座右の銘はありますか?

石山:(即答で)それはもう、「継続は力なり」「学ばざれば知なし」、この2つですね。

VNN:即答でしたね。

石山: 小学校時代に校長先生から言われた言葉で、確か色紙に書いたものも頂きました。当時、グループ毎に順番に校長先生と給食を食べる機会があったんですが、サッカーをやっていて目立っていたこともあって、いろいろと声をかけて頂いていました。当時は小学生だったので、言われても「ふーん」という感じでしたが、今は本当にその通りだな、と思いますね。

VNN:石山社長の個人的な目標などはございますか?

石山: 仕事以外だと、目標ではありませんが、いずれは田舎暮らしをしたいなと思っています。かあちゃんと仲良くゴルフ、なんてのもいいんじゃないかなと思っています。

VNN:本日は、お忙しい中ありがとうございました。

石山: こちらこそ、ありがとうございました。

【経歴】


石山 光博
株式会社プラウド 代表取締役社長
1980年   埼玉県浦和市立高等学校卒業
1984年   東京佐川急便株式会社 入社
       新人教育研修講師選任、営業強化研修講師選任
       運行管理者資格取得、整備管理者選任
1996年  新店所立ち上げ責任者選任
1999年  株式会社アクセル入社
      業務管理部責任者拝命  業務管理の仕組みを構築
      物流技術管理士資格 取得  現場統括責任者(倉庫4ヶ所) 
2000年  株式会社プラウド設立と同時に代表取締役社長に就任
2001年   株式会社アクセルより独立、秋葉原に本社を移転する。
2009年   日本一の誇れる派遣会社 ドライバー派遣のプラウド
       売る為の物流コーディネーター!プラウド として奮闘中!
社長ブログはこちら http://ameblo.jp/proud1480/

【会社概要】
社名: 株式会社プラウド
事業内容: 人材派遣業 (一般人材派遣事業免許:般 13-01-0794)
職業紹介業 (有料職業紹介事業免許:13-ユ-300035)
業務請負業
一般貨物運送事業(一般貨物自動車運送事業:関自貨第1801号)
利用運送事業(第一種貨物利用運送事業許可:関自貨第1801号)
設立: 2000年5月8日
従業員数: 60人(内女性9名)
本社所在地: 〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸46番3号 千代田パークビル4F
資本金: 3,680万円
URL: http://www.be-proud.jp/ 
http://proud-dnet.co.jp/     

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